濃厚なチョコレート菓子のイメージが強い
霧笛楼ラインナップに、
贅沢ナッツの
一本焼きブラウニーが加わりました。
発売間際の慌ただしい工場にお邪魔して、
その製造工程を見学してきました。
開発担当の“ちょうどいい”の意味を知りたくて

「ザ・ブラウニー、一言でいうと、ちょうどいいんです」
「ナッツがたっぷりで贅沢で。しっとり生地とのバランスがちょうどよくて。」
そう聞きながら、内心、少しモヤモヤしていました。
“ちょうどいい”とは?
濃厚すぎず、でも軽すぎないバランスを狙ったという、ザ・ブラウニーを知りたくて、製造現場を訪ねました。
いざ、製造現場へ。
おいしさのために欠かせない、ナッツの下処理
工場に着いて最初に出迎えてくれたのは、
天板に広げられた大量のナッツと香ばしい香り。

ナッツは、生地用とトッピング用とに分けられ、種類ごとにオーブンへ。
生地に混ぜ込むくるみは、やや強めにローストし、余分な水分を飛ばしていきます。



“混ぜるだけ”じゃない、仕上がりを決める温度設計
続いて、生地作りの工程へ。
新鮮な卵と砂糖をミキサーで攪拌。

隣のエリアでは、チョコレートとバターの入ったボウルを、丁寧に湯せんしていきます。



生地を整え、焼きの工程へ
生地と合わせるくるみは、想像以上にたっぷり!!
ブラウニーの満足感の軸は「くるみ」なのだと分かります。



しっとりほどけるブラウニー、焼き上がりました
ずらりと並ぶ焼き立てのブラウニー。
お菓子好きにはたまらない、製造現場でしか見られない光景です。



見た目はパウンドケーキのようで、
焼き立てを手に取ると、美味しさを連想させる、ほど良い重さを感じます。
工場見学を終えて。
さっそく自宅に持ち帰り、カットして味見しました。
これまでの霧笛楼商品の濃厚さと違い、味わいは軽く、しっとりほどける口あたり。
チョコの風味は、苦味を抑えたミルク寄りのやさしい甘さで、
どこを切っても顔を出す、贅沢ナッツが香ばしさを添えます。
気づけば二切れ。
これが担当者の言う「ちょうどいい」なのだと、腑に落ちました。
【結論】軽さは正義。自制心は少しだけ必要です。ぜひ、店頭でお確かめください。

取扱店舗(限定販売)
- 元町仏蘭西菓子店 ☎045-664-6035
【営業時間】10:30~18:30 年中無休(年末年始・臨時休業を除く) - 横浜タカシマヤ店 ☎045-311-5111(代)
【営業時間】10:00~20:00 年中無休(施設営業スケジュールに準じます)

『霧笛楼ザ・ブラウニー』
元町仏蘭西菓子店・横浜タカシマヤ店にて販売中
発売日:2025年8月1日(金)
(取材協力:開発担当 里見)